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学科の特長

理学療法士は、寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くといった基本的動作の回復を援助する仕事です。
患者さまの気持ちを考慮しつつ、問題点を見つけ、その問題について治療していきます。
そのためには、専門的で高度な知識・技術を有することも重要ですが、何よりも「この人のために、なんとかしないと!!なんとかしたい!!」という、強い気持ちをもつことが必要です。
難易度の高い学習もありますが、障害を持たれた患者さまに治療を提供し、自立した生活を可能にする社会的責任と使命、そして喜びを持った職業、それが理学療法士と言えます。

学びのポイント

なんでも興味と疑問をもつこと

例えば、骨折…どこで転倒したのか。
どのように転倒したのか。
1つの事柄についても色々な背景があります。
それを考えることにより様々な事が見えてきます。それを患者さまに置き換えてみるとどうでしょう。
患者さまの本質的なところが見えてきます。

興味と疑問

大切なのは基礎あっての応用

授業はまず基礎固めから入ります。
2年次の授業をしつつ、1年次の復習も兼ねて授業を展開していきます。
例えば、実技では体の各部位を触っていきますが、人それぞれ各部位によって感じ方が異なる、などということをまずは理解していきます。

基礎あっての応用1

授業の一例

〈スポーツ傷害理学療法〉

スポーツ障害

スポーツによって障害となった病態を把握し、評価から治療までの流れを座学と実技を通して学習します。
近年、理学療法士がプロスポーツ選手のトレーナーとして注目されています。

〈内部障害理学療法〉

内部障害

内部障害とは、特に心臓と肺の病気を総称して言います。
病態を理解し、評価から治療までの流れを学習します。心不全や慢性閉塞性肺疾患などの病態を理解し、評価から実技までの流れを座学と実技を通して学んでいきます。

〈発達障害理学療法〉

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人が生まれて、12ヶ月で歩くまでの正常発達を基本として、周産期に問題が生じた子ども、ならびに大人に対して、専門的に理解し、援助することを学習していきます。

〈物理療法学〉

理学療法の専門的治療手段のひとつです。
温熱・寒冷・牽引・電気・水・光線などの物理的な方法で治療を行うことを座学と実技を通して学習します。

〈理学療法技術論〉

技術論

理学療法の治療手技を講義・実技を通して学びます。
関節の動かし方、筋力をつける方法など様々です。
それぞれの症状にあった治療を選択し、科学的根拠に基づいて学習します。

〈障がい者スポーツ〉

講義と実技からなる科目。現在、多くの障がい者スポーツがあり、授業では5種類の実技を行い、仕組みや制度、ケアなどを学習します。
また受講後申請することにより「障がい者スポーツ指導員初級」の資格取得ができます。

〈脳血管障害理学療法〉

脳卒中をメインとした脳の病気を理解し、評価から治療までの流れを講義と実技を通して学習します。
リハビリテーション(理学療法)分野で携わることが多い疾患です。

〈運動器障害理学療法〉

「運動器」とは、骨、関節、筋肉、靱帯、神経といった人間のからだの動きを担当する組織・器官のことです。
何らかの原因によって障害がおこった運動器について、講義と実技を通して評価から治療までの流れを学習します。

〈理学療法評価学Ⅰ・Ⅱ〉

評価学

関節角度、筋力、感覚、バランスなどの検査を、講義と実技を通して学習します。
治療の効果判定をする上で必要不可欠です。

〈理学療法評価学Ⅲ〉

人間動作を観察し、正常な状態、また疾患のある状態とを理解し、その原因が何であるのかをみつけていきます。
特に寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行をメインに観察し、分析する力を身につけていきます。

カリキュラム
  1年次 2年次 3年次 4年次
基礎分野 科学的思考の基礎
人間と生活
社会福祉学      
統計学      
物理学      
心理学      
生物学      
医学英語      
情報処理      
コミュニケーション論      
  1年次 2年次 3年次 4年次
専門基礎分野 人体の構造と機能
及び心身の発達
脳神経系の構造と機能      
運動器系の構造と機能Ⅰ      
運動器系の構造と機能Ⅱ      
解剖生理学      
運動生理学      
基礎運動学      
人間発達学      
疾病と障害の成り立ち
及び回復過程の促進
一般臨床医学      
病理学      
整形外科学      
内科学      
神経内科学      
小児科学      
臨床心理学      
精神医学Ⅰ      
精神医学Ⅱ      
障害者スポ−ツ      
保健医療福祉と
リハビリテーションの理念
医学概論      
リハビリテーション概論      
リハビリテーション医学      
  1年次 2年次 3年次 4年次
専門分野 基礎理学療法学 理学療法概論      
基礎理学療法学Ⅰ      
基礎理学療法学Ⅱ      
基礎理学療法学Ⅲ      
理学療法評価学 理学療法評価学Ⅰ      
理学療法評価学Ⅱ      
理学療法評価学Ⅲ      
動作分析学      
理学療法治療学 脳血管障害理学療法      
運動器障害理学療法      
発達障害理学療法      
神経筋障害理学療法      
内部障害理学療法      
脊椎・脊髄障害理学療法      
スポーツ傷害理学療法      
義肢・装具学Ⅰ      
義肢・装具学Ⅱ      
日常生活活動学      
集団理学療法      
物理療法学      
理学療法技術論      
臨床実習前教育学      
地域理学療法学 地域理学療法学      
生活環境論      
臨床実習 臨床体験実習      
臨床評価実習      
総合臨床実習Ⅰ      
総合臨床実習Ⅱ      
理学療法演習 理学療法国家試験演習      
理学療法総合演習