看護学科 1年生 地域・在宅看護論実習Ⅰ
7月24日(水) 引野交流館行事 引野小学校1年生との竹鉄砲づくり
看護学科1年生のカリキュラム科目には、地域で暮らすみなさんの生活や活動を知り、理解することを目的とした地域・在宅看護論実習Ⅰの実習があります。今日は引野交流館の集会所で、福山市引野小学校1年生のみなさんと竹鉄砲作りを体験しました。
引野交流館館長さんとボランティアの方の指導で、まず看護学生が竹鉄砲作りをマスターしました。外筒と内筒はすでに準備してくださっていたので、内筒にスポンジと布を巻き付けました。出来上がった内筒を外筒に押し入れ、水を吸って上手く水鉄砲が飛ぶのを確認し、準備が整ったころ、可愛い小学生さんが来られました。赤と白の体操帽をかぶった1年生さんの登場に看護学生は「可愛い!」と大喜び。
小学生さんのそばに行き、作業を見守ります。スポンジと布を巻きつけ、輪ゴムで固定します。「これでいい?」「そうだね!上手にできてるよ」声をかけ合いながら楽しく作業が進みました。あっという間に竹鉄砲は完成!!
熱中症対策のためにお茶を飲んで、みんなでグランドに出ました。子どもたちは元気いっぱい!
小学校低学年の学童は、「大人が『いけない』ということはしてはならない」といったように、大人の言うことを守る中で、善悪についての理解と判断ができるようになる時期です。小学校の引率の先生方は、その点をしっかり踏まえて、今何をするのか、どんな行動をとるのかを明確にハッキリと指示を出されており、指示を守らずに行動していたら しっかりと指導されていました。地域の大人との関わり、学校の先生の細やかな指導を見させていただき、地域の子どもをみんなで大切に育てておられると感じました。
今回の実習に臨むにあたって、安全に活動すること、楽しみながら活動すること、社会的な活動であることを意識して交流していきました。看護学生は小学生の子どもたちのお手本となるような行動を意識するとともに、童心にかえって水びたしになりながら楽しみました。
今後も、福山医療専門学校が位置する引野町で暮らす人々の活動に興味関心を持ち、看護学生として参加できる活動に積極的に関わりをもっていきたいと感じました。
1年生は、引き続きいて9月に福山市保健所や福山社会福祉協議会、あさひこども園そら等の施設で地域・在宅看護論実習Ⅰを行います。