『8/3(土)、4(日)にオープンキャンパスを開催いたしました。』
作業療法学科(8/3開催)~革細工でカップフォルダを作ってみよう~
作る事、遊ぶことを治療に生かすのが作業療法士の仕事です。
8月3日は「革細工でカップフォルダを作ってみよう」をテーマに参加していただきました。
皆さん、それぞれ、好きなデザインの革を選んで、好みの刻印や色付けをしてもらい、オリジナル紙コップ
フォルダを作りました。是非、ご自宅で使って楽しんでもらえればと思っています。
作業療法学科では、1年次に「基礎作業療法学」という科目で、革細工はじめ、籐細工、タイルモザイク、
マクラメ、ネット手芸、紙細工でのパズルやクイズゲームなど、❝作業活動❞として、色々な物作りの授業が
あります。
作ることは、座位や立位を保つ姿勢の安定性や体を動かす運動能力が必要となります。また、手や指の器用
さも求められます。さらに、集中力や根気強さ、創造的に工夫する精神活動能力、一緒に作業する人々との
交流、コミュニケーション力なども観察できるため、患者さまの多面的な能力や人柄を知ることができるメ
リットがあります。
作業療法士は作業活動を通じて、患者さまと関わりながら、その方の困っていることや楽しいと感じるこ
と、これから先の人生で何を望んでいるかを理解することに全力を注ぎます。
革細工というひとつの作業を通じて、実はたくさんの評価測定を行っているのです。その上で、その方の
能力や興味・関心に応じた作業活動を提供していきます。楽しそうに物作りをしたり、遊んだりしているよ
うに見える作業療法士の仕事の深さを知っていただく機会になってくれていれば嬉しい限りです。
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理学療法学科(8/4開催)~テーピング~
今回の理学療法学科の体験授業は、「テーピング」でした。
スポーツの現場などで必要になる技術の1つが、テーピングです。
テーピングには大別すると関節か筋の動きを止めて、傷めた部分に負担を掛けないようにする「固定」テーピン
グと筋肉の動きをサポートしたり血流を良くしたりする「キネシオ(ロジー)テープ」があります。
今回は、ふくらはぎの「下腿三頭筋(腓腹筋)」にキネシオ(ロジー)テープを貼ることを体験していただきま
した。
ふくらはぎの長さにテープをカットして、テープを縦に切り分ける「スプリット」という技術を使用してテー
プを貼りました。
皆さん、初めてとは思えないくらい上手に貼ることが出来ました。
最後にテーピングはあくまで理学療法の一部であり、病気やケガで障害を負った方にリハビリテーションを行う
ことが主な業務ですよ!ということを再度認識してもらいました。
次回のオープンキャンパスは8月18日(日)「関節の角度を測ってみよう!」です。関節の動きを改善すること
が理学療法士の業務の一つになります。そのために、関節がどれくらい動くのか、専用の角度計を使用して計測
します。ぜひ、角度計を使って測ることを体験しに来てください!お待ちしております。
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救急救命学科(8/3開催)~救急隊の搬送法を体験しよう~
8月3日のオープンキャンパスでは、「救急隊の搬送法を体験しましょう」をテーマに体験実習を行いました。
救急隊の資器材を使用したものだけでなく、一般の方にも使える搬送法について実習を交えて講習を行いました。
最初に傷病者を移動するときの体の動き方であるボディメカニズムの説明を行いました。救助者(助ける人)
が不要な力を入れることのなり動きの基本を知ることにより救助者を守るだけでなく、要救助者(助けられる
人)の負担も軽減できます。
基本的な体の動きの説明をした後に、救急隊が使用するターポリン担架(布担架)の使用方法について講習
しました。長方形のターポリン担架の長辺を折り曲げ傷病者の体の下に入れて、反対方向から引き出していき
ます。
要救助者を一人で救出する種々の方法についての講習は、要救助者の片側の前腕を救助者が両脇から腕を入れ
て握り後方に進んでいく方法。要救助者の服の襟をもって後方に進む方法。毛布の上に要救助者を乗せ毛布の
端を握り後方に滑らす方法などを、順次行っていきました。
強度のある2本の棒と毛布があれば簡単に作成できる「簡易担架」。脊椎骨折の疑いのある方にも使用できる
「バックボード」や「スクープストレッチャー」の使用方法。救急車に搭載されている「エクスチェンジスト
レッチャー」操作方法と特徴などの説明を交えて実習していきました。
受講された方々は真剣に講義を聴講され、本校の2年生と1年生の指導により体験実習を受講されました。
次回8月18日(日)のテーマは「全身固定を体験しましょう」の予定です。
交通事故や転落・墜落などで脊椎損傷の可能性のある傷病者に実施する全脊柱固定について勉強しましょう。
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看護学科(8/4開催)~フィジカルアセスメントを体験しよう~
12名の高校生さんと、保護者様をお迎えして【フィジカルアセスメント】の模擬授業と学内実習体験を開催
しました。【フィジカルアセスメント】は基礎看護学では、ヘルスアセスメント科目として学びます。【フィ
ジカルアセスメント】は患者さんの体調の変化を適切に聴診したり、打診したり、触診をして、必要により医
師への報告や看護・医療処置につなげる大切な看護技術です。
教室での模擬授業の後、2階の看護実習室で人体モデル3体を使用して、呼吸音と腸音を聴診しました。人体
モデルAは喘息の患者さん、人体モデルBは肺炎の患者さん、人体モデルCは慢性閉塞症肺疾患の患者さんの異
常な呼吸音が聴講できるように設定して、実際に参加生徒さんが聴診を体験しました。
参加生徒さんらは、それぞれのベッドに分かれて静かに真剣に聴診をしていました。何度か聴診部位を変え
ながら、首をひねりながら音に集中し、呼吸音が聞き取れると「にっこり」と嬉しそうでした。
モデルABCと聴診を重ねると、「Aは喘息でヒューヒュー」「Bは肺炎でブクブク」「CのCOPDはパチパ
チ」と区別が言えるようになっていました。
今回学んだ呼吸音はどれも患者さんにとっては
苦しい時の異常な呼吸音です。この異常な音を
発見したり、重症化や急変する前に状態の悪化
をアセスメントしたりすることが、看護師に求
められている聴診の補助技術のひとつです。看
護学生の期間に友達同士で聴診したり、人体モ
デルを活用したりしてシミュレーション演習を
してこの聴診技術を磨いていきます。
←「学生が喘息について説明しています」
本日は暑い中、オープンキャンパスへのご参加ありがとうございました。
次回のオープンキャンパスは「胎児と新生児の心臓の音を聴いてみよう」です。今日の学びも大いに生かせ
ますので是非、ご参加ください。
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スポーツ健康学科(8/4開催)~様々なトレーナーの種類について~
今回は『様々なトレーナーの種類について』という内容で、トレーナーにもいろいろな職域があることをお伝え
しました。一言でトレーナーといっても、「パーソナルトレーナー」、「アスレチックトレーナー」、「コンデ
ィショニングコーチ」、「メディカルトレーナー」など様々な役割があり、それぞれの専門性について説明しま
した。
また、本学科で目指すトレーナーや資格の種類についても説明し、卒業後はどのようなフィールドで活躍できる
のか?また更にステップアップするにはどういう展開があるのか?などもお伝えしました。
その後、スポーツジム内にあるトレーニングマシンで実際にトレーニングを体験してもらいました。
来月は「パーソナルトレーナーとは」という内容でパーソナルトレーナーの専門性について詳しく体験授業を
行います。是非皆さまの参加をお待ちしております。