『6/4(日)にオープンキャンパスを開催しました!』
作業療法学科 ~作業療法士が治療として用いるレクリエーション~
今回の体験は「レクレーション」です。
皆さん、レクレーションとはどのようなものか分かりますでしょうか?
レクレーションは娯楽でただ単に楽しむだけでなく、仕事・生活などの緊張・拘束状態から肉体と精神ともにリフレッシュすることを目的に行っていきます。
障害を呈した方のレクレーションは、内容・環境をしっかりと考えていく必要があります。
身体はどのくらい動くのか、道具を使う事ができるのか、大勢だと緊張してしまうのか・・・・
とにかく楽しんでいただけるように考え抜きます!!
今回は風船バレーのような動きのあるものと、錯覚を用いた机上で出来るものを行いました。
皆さん、熱心に行っていただき、楽しんでいただけたと思います。
レクレーションもですが、作業療法士として行う事は、まずは自分が楽しむことです。少しでも興味を持っていただけたなら、人・患者様に喜んでもらえる方法を一緒に考えてみませんか。 次回は、「その人の生活と心を豊かにする「自助具」作成体験」です。ご参加お待ちしています。
理学療法学科 ~足の裏の圧力を計測して自分の足をもっとよく知ろう~
今回の体験授業は、『フットプリンターを使って自分の足型をとってみよう』という内容でした。
体験授業の前半は足の構造について学び、足の骨はどのような構造になっているか、足のアーチとよばれる土踏まずにはどのような働きがあるのかなどを説明しました。
また、足によくみられるトラブル(タコや扁平足、外反母趾など)についても紹介しました。
その後、参加者の皆さんにも実際に足型をとってもらいました。
自分の足型を確認すると、体重が主にどこにかかっているか、アーチが低下していないかなど、いろいろな特徴が分かります。
その後、健康な足を保つためのエクササイズを紹介し、実践してもらいました。
次回のOCは、『現場の理学療法士がやってくる』です。 たくさんのご参加をお待ちしております。
救急救命学科 ~応急手当の基本を学ぼう!~
6月4日のオープンキャンパスでは、「救急隊到着までに、あなたにできることがあります、体験しましょう!」をテーマに体験実習を行いました。
意識状態の悪い方に対する回復体位。食物などが喉に詰まったときの異物除去の方法。外傷などによる出血の止血方法。ハチや食物によるアナフィラキシーショックに対するエピペンの使用方法。これから増える熱中症の対処方法。火傷の処置などについて説明を行いました。
いずれも緊急性があり救急隊が到着するまでに処置を開始した方が良いものについて症状や手技の説明を行い、実践しながら指導を行っていきました。
参加者は本校の1・2年生の指導の下に熱心に受講されました。
次回7月2日(日)のテーマは「全身固定を体験しましょう」の予定です。交通事故などによる脊柱損傷を疑う傷病者に対する救急隊が行う固定の方法について勉強してみましょう。
看護学科 ~手からの感染を防止しよう~ 6月4日(日)の体験授業は、「手からの感染を防止しよう」というテーマで正しい手洗いの方法について6名の方が参加されました。まず、手の洗い残しを発光するクリームを塗りました。そして、日頃自分が行っている流水による石鹸を用いた手洗いを行い、洗い残しをチェッカーで確認しました。参加者の方からは「爪の周りやしわに洗い残しがある。」と驚いていました。その後、洗い残しの部分は、配布資料の中の手の図に記入し、その部分を意識して手洗いをするようにしました。その際は、看護学生が流水による手洗いデモンストレーションを行い、参加者の方はもう一度、正しい手洗いを行い、洗い残しがないかチェックをしました。洗い残しがない手を見て参加者の方は、「洗い残しがない綺麗な手になった」と笑顔になっていました。最後にアルコール製剤を用いた手指衛生を行いました。アルコールを1プッシュし、手の平にアルコールを溜めると参加者の方から「こんなに量が多いとは思ってもみなかった」と言われ、看護学生からの説明を受けながら真剣に手を擦り合わせていました。参加者の皆さんは、洗い残しなく手洗いができ、「例えば、お店の入口にあるアルコールでも、今日学んだ方法で実践していきたい」と笑顔で話してくれました。
福山医療専門学校のオープンキャンパスは体験授業が盛りだくさん!
皆さまのご参加をお待ちしております。