看護学科 令和6年度 看護の日
毎年5月12日は「看護の日」です。そして、12日を含む週の日曜日から土曜日までが「看護週間」でした。今年は看護学科の行事として、学校周辺の清掃活動や引野交流館のバラの植栽や手入れのボランティアに参加する予定でした。学生等はグループ編成を組み準備万端にして当日を待っていましたが、あいにくの雨で中止になりました。
翌日の雨上がりに有志の学生数名が率先して引野交流館に伺い、バラの苗を植えたり、草取りをしたり交流館館長さんやスタッフのお手伝いをしました。
3年生は臨地実習で受け持ちをさせていただいている患者様に、感謝のメッセージカードを贈りました。小児期、成人期、老年期とそれぞれの対象に合わせて心を込めてカードを作りました。受け取っていただいた患者様と、「看護の日は、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日に制定された」ことを話し、ナイチンゲールの功績を称え、患者様の回復を祈りました。
1年生はナイチンゲールの日に寄せて、宣誓式を迎える2年生に赤いバラのコサージュを作成しました。この内容はまた次回のトピックスで報告します♪
2年生は「癒しの空間づくり」をテーマに、学校1号館1階ロビーや、2号館1階ロビー、3階フロア等に、学生・職員がもちよった草花を飾りました。学生は、リサイクル瓶に合わせて花の長さを考えたり、花の向きを調整したりして、花の組み合わせやバランスを考え、館内に飾りました。そして、飾った作品を見せ合い嬉しそうに眺めていました。他学科の学生さんも、いつも見ている空間にある、草花を見て、心を豊かにしてもらえていたら嬉しいです。
また、壁面にリースや折り紙で作った花を飾り、とても賑やかな雰囲気をつくりました。看護の授業では、患者さんを取り巻く環境について学んでいきます。患者さんにも、癒される環境が提供できるような看護援助につなげることをあらためて感じました。
全学年それぞれに「看護の日」を祝い、自分の看護について考える機会となりました。私たちの看護の心をこれからのボランティアや臨地実習などで花開かせていきたいと思っています。