『6/30(日)に、オープンキャンパスを開催しました。』
作業療法学科 ~3Dプリンターを使って作業療法の道具を作ってみよう~
最近では3Dプリンターも安価になり、家庭用にも普及しはじめました。
一般では多用途で使用されている3Dプリンターですが、作業療法の現場でも「自助具」という分野で活躍して
います。
体の機能を失った代替として使われる道具が自助具ですが、「簡易であること」「安価であること」「改変が可
能であること」などが特徴的です。たしかに3Dプリンターは、この特徴を網羅できる逸品とも言えるでしょう。
今回はじめて3Dプリンターを目にする方も多かったと思われますが、比較的扱い易い機器だということが実感
できたと思います。当校では、この3Dプリンターを使用して、「自助具の開発」をはじめています。
また、今年はコンテストにも出品予定です。
よろしければ、3DプリンターLABOのインスタをフォローして頂けましたら幸いです。
次回は「脳のリハビリ」をテーマに、オープンキャンパスが開催されます。またお会いできることを楽しみして
おります。
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理学療法学科 ~ベクトルを使って床から人を立たせてみよう~
理学療法士の『理』は物理学の『理』です。
高校時代に習うベクトルがどのように理学療法に役に立つのか『論より証拠!』。皆さんに体験していただきま
した。
床から介助して立ち上がらせることを、介助される側とする側の力(ベクトル)を合成して床から立ち上がって
もらいました。
「ベクトルってこういう使われ方をするんだ~。」と感心したり、二人の力を合わせて床から立ち上がれること
に感動を覚えていました。
この技術を使う場面が日常生活において、そうそう多いわけではありません。しかし理学療法士は対象者にリ
ハビリをするだけでなく、対象者が望んだ生活を送れるよう、できるだけ援助していく。その一環で、こういう
ことをご家族に指導したりすることもある。そのような時、物理学、数学に基づいた理論が必要になることを説
明しました。
その他、「余弦定理(cos)」も理学療法学を学んでいると出てくる、必要になることも説明しました。高校時
代、今勉強していることに無駄はありません。今を大切にしっかり勉強しましょう!」ということをお伝えしま
した。
皆さんも高校生活をしっかり楽しみつつも、今学んでいることをしっかり頑張ってくださいね。
次回、理学療法学科のオープンキャンパスは、7/20(土)です。(開催曜日が土曜日です。ご注意ください。)
テーマは『現場の理学療法士(卒業生)がやってくる!」です。
理学療法士として活躍している卒業生2名ほど呼んで、様々な話をしてもらう予定です。現場ならでは、の話を
聞いてみませんか?皆さんの来校をお待ちしております。
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救急救命学科 ~目の前のhelp!あなたはどうする?~
6月30日のオープンキャンパスでは、「命に直結、心肺蘇生法を学ぼう!」をテーマに体験実習を行いました。
胸骨圧迫を中心にしての心肺蘇生法について勉強しました。
一般の方が心肺蘇生法を使うことは一生経験しない人がほとんどだと思いますが、もし使うことがあるとした
ら、その人との関係が深い家族や友人に対して実施する可能性が高いです。
倒れている人には、まずは声を掛けて肩に触れながら反応を見ます。反応がない場合は呼吸状態を胸や上腹部
を見ながら判断し、呼吸が無ければ胸骨圧迫を開始します。
胸骨圧迫の位置・深さ・角度・リズムなどの重要性や除細動実施の意味や重要性についてダミーを使用して
1・2年生の在校生が中心になり指導させていただきました。
次回、7月21日(日)のテーマは「応急手当の基本を学ぼう!」の予定です。
身体の状態を知るために必要なバイタルサイン(生命兆候)について勉強しましょう。
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看護学科 ~おうちで安全に生活する方法を学ぼう~
看護学科の体験授業は「おうちで安全に生活する方法を学ぼう!」でした。
今回の授業は、参加者の高校生さん等が移動の看護技術だけではなく、①訪問看護の場の雰囲気を知ること②訪
問看護を受けている患者を受けている患者さんとご家族の気持ちになって考えること③訪問看護による家族への
対応方法を知り、「地域・在宅介護論」という科目を知ることを目標に開催しました。
授業の前半は、フリップ形式で医学専門用語の「無道・寡動、筋強剛、姿勢反射障害」などを学び、自宅で生
活するパーキンソン病疾患者についてイメージしました。後半は、協力学生(在校生2年生・1年生)がフルキ
ャストで再現劇に登場し、訪問看護ステーション実習でパーキンソン病患者さんの自宅を訪問したシーンを演じ
ました。
参加生徒さんや保護者さんは、療養者役となった学生(1年生)のリアルな患者演技や、療養者を心配する娘
さん役、孫さん役の学生(2年生)の演技を集中してみてくれました。訪問看護師役をした教員は、移動援助に
困っている家族に対して、実際の移動援助の指導場面を再現し、途中途中で参加生徒さんとも立ち上がり動作の
基本(起立時の重心軌跡)を体験したり、テキスト資料で「悪い姿勢が身体に与える影響」について確認したり
しながら、ドラマチックに学びました。
訪問看護(地域・在宅看護)は、看護師の経験や医療知識が重要な看護業務ですが、看護師になるためのカリ
キュラムでは、1年次より段階を踏みながら地域・在宅看護を学びます。そして、3年次には訪問看護ステーシ
ョン実習で、本日の再現劇のような場面で看護学生として活躍できます。
これからのオープンキャンパスでも、実際の授業場面や実習場面に近い内容で体験授業を実施していきます。
次回7月20日(土)の体験授業は「赤ちゃんをお風呂に入れてみましょう。」です。
皆さまの、ご参加をお待ちしております。
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スポーツ健康学科 ~筋力トレーニングの方法~
スポーツ健康学科は、「筋力トレーニングの方法」をテーマにオープンキャンパスを実施いたしました。
筋力トレーニングには様々な方法があって、対象者によっても変わってきます。
まずは、筋肉の収縮方法や負荷の与え方など、基本的な内容を説明しました。
次はいよいよ次は実技です。
今回は筋力トレーニングとして、立位でかかとを持ち上げる運動やセラバンドと呼ばれるチューブを使ったト
レーニングを紹介しました。
筋肉が収縮すると身体がどう動くのか、どのようにチューブを巻けばその筋肉を効果的に鍛えることができるの
か。本校の教員や学生がアドバイスをしながら、トレーニング方法をお伝えしました。
今回学んだ内容を活用して、部活動の競技で筋肉トレーニングをする際、是非参考にしてくださいね。