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『11/16(土)にオープンキャンパスを開催しました!』

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作業療法学科 ~障害者eスポーツの世界〜

   手足が不自由でも、工夫してマリオカートを楽しもう!

 みなさん、障害者スポーツ(最近の呼び方はパラスポーツ)と聞いて何を想像しますか?

パラリンピックの競技などが代表的なもので、障害のある人のために考えられたスポーツや障害の有無に関わら

ず取り組めるスポーツについて広く表す言葉です。

 最近では、障害の有無に関わらず共に楽しめるという点も注目されており、今回体験してもらったeスポーツ

も新しいパラスポーツとして認知されてきています。

 eスポーツの特性として、たとえ身体障害が重度であっても工夫しだいで楽しめる可能性が高い点が挙げられ

ます。また、eスポーツの大会によっては、完全にオンラインで参加できる大会も存在します。そのため、eス

ポーツという作業を獲得できることは、単なる楽しみに留まらず、社会参加の機会や生きがい、その人らしい生

活へも繋がっていく可能性をもっています。

 今回の作業療法体験では、麻痺によって利き手・利き足が使えなくなった場合や、首から下が動かせなくなっ

た場合のeスポーツの方法について、実際のゲームを通して体験してもらいました。その人の能力によって操作

方法の工夫のしかたも違ってくるため、それを提案することができるのも作業療法の面白さであり、模擬授業を

通して作業療法の面白さが伝わっていればうれしいです。

 次回のテーマは、「認知症の方と作業療法」です。ぜひ、お越しください。お待ちしております。

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理学療法学科 ~物理療法を体験してみよう~

 今回の理学療法学科 体験授業では、『物理療法を体験してみよう!』でした。

『物理療法』とは、熱や光、水や電気などの物理的エネルギーを人の身体に適応さえる治療法であり、理学療法

士は、運動だけでなく物理的なエネルギー治療を利用していることを説明しました。

他にも、スポーツ分野などで行われているアイシングやプール・入浴を利用した水治療も物理療法に含まれます。

物理療法は、痛みを和らげたり、リラクゼーション効果を得ることができます。

 説明後、参加された皆さんは温熱や電気、超音波など様々な物理療法、初めての刺激を楽しく体験されました。

 来月の体験授業は『姿勢を評価してみよう』です。

正しい「姿勢」でないと手足もしっかり動いてくれません。「理学療法士」はリハビリの該当箇所である手足を

治療するだけでなく、その基礎となる「体幹」でもアプローチして、再び怪我をしないようにしていきます。そ

の基礎になる「正しい姿勢」を学んでみませんか。

是非、参加をお待ちしております。

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救急救命学科 ~バイタルサインを学ぼう!~

 11月16日のオープンキャンパスでは、「からだの状態を確認しましょう」をテーマに体験実習を実施しました。

 バイタルサインとは、「呼吸数」、「脈拍数」、「血圧」、「体温」をいいますが消防では「意識」や血液の

酸素飽和度「SpO2」を含めることも多いです。

 呼吸数は体がいかに酸素を欲しているのかを表します。例えば激しい運動をした後には呼吸数が上がるのは当

たり前ですが、安静時に呼吸数が上がっている場合は体(血液)に酸素が足りていない若しくは体で酸素の消費

が増えていることを表します。

 脈拍数は個人差が多いですが、極端に多い場合は体の中で酸素などの消費が上がっていたり、血圧が下がって

きている指標になります。例えば出血などにより血液の量が少なくなると脈拍は上昇していますし、体温上昇な

どで酸素の消費が増加すると脈拍が上昇してきます。

 血圧は心臓の収縮力と心拍数だけでなく、血管の収縮力でも決まってきます。動脈血管は心臓から血液が送り

出されると広がり、心臓が血液を充填している期間は収縮して血圧を保ちます。体中の抹消の血管は収縮するこ

とにより血圧を上昇させます。太いホースに水を流すより細いホースに水を流す方がホースにかかる圧力が高く

なると一緒です。血圧が下がるような状態になると抹消の血管が収縮し脳などの必要な場所の血圧を保つように

働きます。

 体温の上昇は多くの場合は感染症により起きますが、夏などでは熱中症により体温が上昇することもあります。

 意識は大脳の機能を表す指標なので、意識状態が悪いときは脳に何らかの障害が起きていることを示しています。

 SpO2は血液中の赤血球中のヘモグロビンがどれくらい酸素を含んでいるのかを、機械を使用して計測した値

です。血液中の酸素のほとんどはヘモグロビンに結合して運ばれています。つまり血液中の酸素濃度の指標にな

ります。計測する機械は大きなクリップ状で指を優しく挟むだけなので簡便で侵襲無く使用できます。

 救急隊のみならず病院でもこれらを使用して傷病者の体の状態を推測し緊急な状態があるかどうかを判断する

ことができます。

受講された方々は真剣に聴講され、本校の2年生と1年生の指導により体験実習を受講されていました。

次回、12月22日(日)のテーマは「心電図ってなに?」の予定です。

心電図の仕組みや特徴的な心電図波形について勉強しましょう。

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看護学科 ~高齢者と同じ目線 身体の疑似体験〜

 本日は、高校生、保護者の方が参加され、「高齢者と同じ目線 身体を疑似体験」のテーマでミニ講義を行い

その後2グループに分かれ演習と個別面談、在校生との交流を行いました。

 演習では、高齢者体験スーツを着てもらい、高齢者の体を感じてもらいました。

高齢になると、体が動かしにくい身体的問題だけではなく、精神的な問題、社会的な問題につながることを学ん

でもらうと同時に、思いやりの心をもつことの大切さを学んでもらいました。

参加された学生は、「高齢者の気持ちがわかった」「これからは高齢者の方が困っていたら、温かく見守ってあ

げようと思いました」との感想が聞かれました。

在校生との交流では、入試についての質問や実習中についての質問があり、在校生が分かりやすく説明をしてい

ました。

参加者からは「体験が楽しかった」や「入学したい気持ちが増した」との感想をいただきました。

次回のオープンキャンパスは、「手洗い体験チェック」感染予防につながる手洗いを実演いたします。

あなたの洗い方は大丈夫でしょうか?感染症の流行る季節です。ぜひ体験ください。お待ちしております。

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スポーツ健康学科 ~パフォーマンスをアップするトレーニング〜

 スポーツ健康学科は『パフォーマンスアップトレーニング」をテーマにオープンキャンパスを実施いたしました。

スポーツの種類や時期によって求めるパフォーマンスは様々で対象によっても変わってきます。

まずは、スポーツの例を使って年間でどの時期にどのようなトレーニングをするのか?など、一般的な内容を説

明しました。

次はいよいよ実技です。

今回は時期別で行うトレーニングとして、ジム内にあるスミスマシンやダンベル、ラダーやハードルを使ったト

レーニングを実施しました。

参加した高校生は部活で経験したことがあるメニューや初めて体験する学生もいて本校の教員や学生がアドバイ

スをしながら、トレーニング方法をお伝えしました。

今回学んだ内容を活用して、部活動の競技で筋力トレーニングをする際、是非参考にしてくださいね!

次回は『インソール(足底挿板)とは?』の体験授業を行います。参加をお待ちしています。

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