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『12/22(日)オープンキャンパスを開催しました』

INFORMATION

作業療法学科 ~認知症の方の作業療法〜

今月のオープンキャンパスは「認知症の方の作業療法」というテーマで体験授業を行いました。

皆さんは「認知症」を知っていますか。認知症は65歳以上の高齢者では誰でもなり得る病気です。

このように身近な病気でもある認知症について学んだ後、実際に臨床の現場で使われている評価を体験しました。

さすがにみんな評価は満点でした。その後、脳トレとして体を使ったりした運動やゲームを行いました。

運動では複数課題を処理しながら行う運動を行ったり、ゲームではカードの色あてクイズや言葉のクイズ、トラ

ンプを使った神経衰弱などに取り組みました。

どのゲームも記憶力や集中力などを使ったゲームです。クリスマスイベントということで、景品を狙っていずれ

も白熱した戦いがみられました。作業療法士は認知症の方にこのような作業を使った訓練を行ったり、環境調整

家族指導など多様な支援を展開して認知症の方が住み慣れた地域等でその人らしく安心して生活が継続できるた

めの支援も重要な役割になってきます。

来月1月26日(日)のオープンキャンパスは「切絵で作業療法を体験」というテーマで行います。

ぜひ参加をお待ちしております。

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理学療法学科 ~姿勢を評価してみよう!~

 今回の理学療法学科の体験授業は、「姿勢を評価してみよう!」でした。

地球には「重力」という力が働いており、その重力に逆らって筋を活動させて姿勢を保っています。

その重力の影響から、姿勢が崩れることがあります。

 背骨(脊柱)は横(医療では「矢状面)と言います)から見ると脛の骨(7本)は前にカーブ、胸の骨

(12本)は後ろにカーブ、腰の骨(5本)は前にカーブしています(生理的弯曲)

 このカーブが適正に保たれる(俗に言う「良い姿勢」)ことが大事で、これが崩れると、例えば、猫背(円背)

が強くなると、肩が挙がりにくくなったり、股関節や膝関節が曲がった状態で立ったり歩くようになり、これら

の関節を傷めてしまう危険性があります。

このように正しい姿勢を保つことはとても大事なことです。それでは「正しい姿勢」とはどんな姿勢なので

しょうか?

 物体の重さの中心を「重心」といいます。ヒトの重心の位置は床から平均で男性56%、女性は55%の位置

にある。」と言われています。大体、へその下側、おしりの骨の仙骨の2番の高さ・前方にあります。この重

心を通る床に垂直な線を重心線と言います。体表から確認できる骨や関節の部位で、正しい姿勢をとってい

る時に、この重心線を通る部位を説明しました。その後、横から姿勢を確認。5円玉を吊り下げた毛糸をぶら

下げて、これらの部位が一直線に結ばれているか確認しました。また、背中から見て左右の重心バランスを

確認して、左右バランスのズレを確認しました。

重心線から外れている部位がある時に、何故外れているのか?猫背があるのか、腰を反りすぎているのか等

原因を考えました。腰を反っている場合、腹筋の働きが弱い場合が多いので腹筋を刺激しました。その後、

再び重心線を通る部位を確認したら、あら不思議!外れていた部位が重心線に収まりました。

 参加者は「普段、何気なく立ったり座ったりしているけれど、姿勢って大事なんだな。」と認識していま

した。

 理学療法士は傷めた関節のみ診るのではなく、全身を診ることがとても大事です!そして、そこに面白い

理学療法の魅力があるのではないでしょうか?

 次回は「足の裏(体重の掛け方)から分かること」というテーマで行います。足にかかる圧をフットプリ

ンターで計測して、普段どのように足の裏に体重を掛けているのだろう!ということを計測します。

そこから分かる姿勢の特徴を勉強してみませんか?お待ちしています!

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救急救命学科 ~心電図ってなに?〜

 12月22日のオープンキャンパスでは、「心電図ってなに?」をテーマに体験実習を実施しました。

心電図は心臓の筋肉の動きによる電気信号を増幅して心臓から異常な信号が出ていないかを調べる機械です。

心電図には大きく分けて病院などで検査に使用される12方向から心臓を視察可能な12誘導心電図と3つの電極

を胸部に貼って3方向から心臓を視察するモニター型心電図に分かれます。

12誘導心電図は心筋梗塞などでみられる信号の異常を検出することに優れており、心臓の異常についても推察

することができますが、電極を10個装着する必要があり、その部位も細かく指定されているので心停止の危険

がひっ迫していると考えられる場合には使用できません。

モニター型心電図は心停止の可能性がある、もしくはひっ迫している場合に使用されるだけでなく、救急車で

搬送途上や病院でのベッドサイドにおける不整脈などの検出などにも用いられますが、心筋梗塞の部位の推測な

どに関しては12誘導に劣ります。

救急隊が使用しているポータブルタイプの心電図計測を行う機械には、血圧計や血液の酸素の量を体外から計測

できる機能などいろいろな機能が付加されており、特に心臓が痙攣して、心臓からの血圧の拍出がなくなった場

合に使用できる除細動(電気ショック)も行うことができます。

救急隊員の場合、心電図の判読技術は必須なので本校でも力を入れて指導を行っています。

受講された方々は真剣に講義を聴講され、本校の1年生の指導により体験実習を受講されていました。

次回は1月26日(日)のテーマは「救急隊の搬送法を体験しましょう」の予定です。

救急隊到着から搬送までの手順、搬送方法について勉強しましょう。

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看護学科 ~感染予防につながる手洗い。あなたの手洗いは大丈夫?〜

「感染予防につながる手洗い。あなたの手洗いは大丈夫?」をテーマに模擬授業を行い、参加された高校生、保

護者の方に手洗い体験をしていただき、その後は在校生との交流を行いました。

まずは本校の学生が手本として、専用のローションを付け流水だけで手洗いをし、手洗いチェッカーの紫外線ラ

イトを当て、汚れの落ち具合を見せ、その後、石鹸を用いて衛生学的手洗いを行い、もう一度チェッカーで汚れ

の確認をしてもらいました。

 高校生の皆さんはチェッカーの周囲に集まり、興味津々で汚れ具合を見ていました。

続いて、高校生にも同じように手洗い体験をしてもらいました。

高校生は流水だけで洗ったあとは、「全然汚れが取れていない」「特に爪に周りが汚れている」と口々に言って

いましたが、衛生学手洗いのあとは、「意識したからか綺麗になった」「綺麗になってはいるけど、爪の周囲は

落ちにくい」など感想をいただきました。

在校生との交流では、入学してからの学校での様子を熱心に聞いている様子が見られました。とても寒い中、参

加していただき、在校生も教員もとても楽しい1日を過ごすことができました。参加された皆さまの進路決定に

役立てていただければ嬉しいです。

次回、1月26日(日)のオープンキャンパスは、「ミルクを作って赤ちゃんにあげてみよう」です。

ミルクの作り方と授乳について体験していただきます。ぜひご参加くださいね。

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スポーツ健康学科 ~足底挿板(インソール)について〜

今回は、『足底挿板(インソール)』について体験授業を行いました。

まずは、簡単に足の機能と構造について説明し、インソールとは何か?更に足のトラブル(外反母趾、偏平足な

ど)についてお話ししました。

その後は参加者の皆さんにも足型をとってもらい、足の形態計測も行いました。

次に実際のインソールに乗ってもらい、体重をかけた際の安定感について体感してもらいました。

更に健康な足を保つために自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介し、実践してもらいました。

今回のアドバイスを今後の参考にしてくださいね。

次回のオープンキャンパスは、『ピラティスを体験してみよう!』です。

たくさんの参加、お待ちしております。

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